STEP5:見積・査定(期間1〜2ヶ月)
実施設計図を基に建設会社複数へ見積を依頼します。
ここでは、契約が最終目標ですが、事業計画に基づく予算範囲に見積金額がなっている事が大切です。見積はだいたい次のような流れとなります。
①見積参加会社の選定
まずは事業主、設計者、各々見積参加する建設会社を選定します。この時に、工事規模に見合った
建設会社を選定しないと意外に高い見積になったりします。
②図面渡し
見積参加会社に案内状を送付して設計事務所にて「図面渡し」を行います。時間をずらして必ず
一社一社見積に対する説明を行います。
③質疑応答
指定日に見積に対する質疑を受付け回答します。各社の公平を保つため質疑回答は集計してから
同じものを配布します。
④見積査定
提出された見積に、見積落し、過剰見積、不具合箇所が無いかチェックします。その上で、見積
結果を事業主へ報告します。
⑤契約
見積結果について事業主の了解が得られたら契約を結んで頂きます。
設計作業も長期間ですので、その間の社会情勢で物価に予想以上の変動がある場合があります。結果予算範囲内に見積がならなかった場合は、予算範囲内になるまで設計仕様を見直し対応していきます。